労務支援

　労働保険は農林水産の事業の一部を除き、労働者を一人でも雇っていればその事業主は加入手続きを行い、労働保険料を納付しなければならないことになっています。商工会では労働保険事務組合を運営していますので労災保険、雇用保険についてご相談に応じます。労働保険に関する諸手続きを商工会が行いますので、経営の負担が大きく軽減されます。

　労働者を雇用している事業主の皆様が、加入しなければならない労働保険に関する事務手続きを事業主に代わって行う団体が、労働保険事務組合です。

　事務組合に加入する特典は、

　①事務処理が軽減されます。

　②保険料が三回に分納できます。

　③事業主や会社役員、家族従業員も労災保険に特別加入できます。 (原則：包括加入)

　建設現場で働く会社の役員・事業主・家族従事者・一人親方については労災保険の特別加入をしていないと労災事故が起きても労災保険の対象ならないことがあります。

　一人親方は単独では労災保険に加入することは出来ませんが、この組合に加入することで「みなし労働者」として、労災保険に特別加入することが出来るようになります。